◆今回のポイント
会員登録からの経過期間(1年、2年など)で顧客をセグメント分けし、より細やかなマーケティング施策を実現できます。メタフィールドとFlowを組み合わせることで、自動的に顧客セグメントを更新できます。
◆具体的な実装手順
①顧客メタフィールド作成
・管理画面から顧客用メタフィールドを新規作成
・日付タイプで「アカウント作成日」を設定
②Flowの作成
・トリガー:顧客アカウント作成時
・アクション:メタフィールドに作成日を自動設定
③顧客セグメントの作成
・メタフィールド値との比較で自動判定
・1年経過、2年経過など各セグメントごとにMECEに条件を設定
◆実装のメリット
・会員期間に応じたセグメント分けを自動化
・顧客の会員期間別マーケティングの実現
◆よくあるつまずきポイント
・メタフィールド作成時の型指定を間違えない
・日付計算の仕様確認
◆実装後の動作確認すべきポイント
□ 新規会員登録時の動作確認
□ セグメント条件の正確性
□ 既存顧客の振り分け
□ 日付またぎ時の更新確認
Shopify Flowを使って顧客の会員登録期間ごとにセグメント分けする設定例

【設定方法①】顧客メタフィールドに「会員登録日」を設定

【設定方法②】アカウント作成日を手順①で作成したメタフィールドに設定するFlowを作成

【設定方法③】顧客メタフィールドの値で条件を指定できるようになるので、登録期間ごとのセグメントを作成

