商品の特徴や使い方、保存方法などを、商品に合わせて折りたたみ行に表示したい場合におすすめのTIPSです。テーマエディタで本文を直接入力すると、同じテンプレートを使うすべての商品に同じ内容が表示されるため、商品ごとの案内を出し分けられません。
一方、カテゴリ共通の注意事項を商品ごとにコピーして入力すると、内容を変更するたびに各商品を修正する必要があり、修正漏れや表記のばらつきにつながります。
このTIPSでは、商品ごとに異なる説明は商品側で入力し、複数の商品に共通する案内は1箇所で管理する方法を紹介します。お客様に必要な情報を折りたたみ行に整理しながら、運営側の入力・更新の手間を減らすことが目的です。使い方に合わせて、次の2つから選べます。
- ① 商品ごとに内容を変える:商品メタフィールドに本文を入力
- ② 共通の本文を一元管理する:同じメタオブジェクトを複数の商品から参照
どちらも本文はリッチテキストです。Horizonのサンプルストアで、動的ソースへの接続と表示を確認しました。Liquidコードの編集は不要です。
完成イメージ

① 商品ごとに内容を変える
商品ごとに異なる説明を入力したい場合の設定です。
◆ 商品メタフィールドを作成
設定 → メタフィールドとメタオブジェクト → 商品 →「定義を追加」を開きます。
- 名前:商品別の説明
- ネームスペースとキー:custom.product_description
- タイプ:リッチテキスト(値は1つ)
定義をピン止めし、保存します。

◆ 各商品に入力
商品管理 → 対象商品を開き、下部の「商品のメタフィールド」→「商品別の説明」に本文を入力して保存します。

◆ テーマエディタで接続
- オンラインストア → テーマ → テーマエディタを開き、商品テンプレートを選択します。
- 「商品情報」→「詳細」の「ブロックを追加」から「アコーディオン」を追加します。
- 「アコーディオンの行」の中に「テキスト」を追加します。行の見出しには「商品ごとのご案内」などを設定します。

テキストの初期文章を消し、右側のデータベース形アイコン「動的ソースを接続」を押します。「商品(Closest)」→「商品別の説明」を選び、テーマを保存します。

これで、同じ商品テンプレートを使っていても、各商品に入力した説明が表示されます。
② カテゴリ共通の本文を1箇所で管理する
保存方法やお手入れ方法など、複数の商品で同じ案内を表示したい場合の設定です。共通の本文を1つ作り、対象商品から参照します。
◆ メタオブジェクトの定義を作成
設定 → メタフィールドとメタオブジェクト → メタオブジェクト →「定義を追加」を開きます。
- 定義の名前:カテゴリ共通案内
- タイプ:category_guide
- フィールド1:名前/単一行テキスト/キー:name
- フィールド2:本文/リッチテキスト/キー:body
「名前」を表示名として使い、ストアフロントAPIへのアクセスを有効にして保存します。日本語名でキーが空になる場合は、上記の英字キーを入力してください。

◆ 共通の本文を登録
コンテンツ → メタオブジェクト →「カテゴリ共通案内」でエントリーを追加します。「名前」に「コーヒー豆」、「本文」に共通の案内を入力し、保存します。ハンドルには coffee-beans などの英数字を使い、ステータスがある場合は「アクティブ」にします。

◆ 商品から参照するためのメタフィールドを作成
設定 → メタフィールドとメタオブジェクト → 商品 →「定義を追加」を開きます。
- 名前:カテゴリ共通案内
- ネームスペースとキー:custom.category_guide
- タイプ:メタオブジェクト/参照先:カテゴリ共通案内/値は1つ
定義をピン止めし、保存します。

◆ 各商品で共通エントリーを選択
対象商品の「商品のメタフィールド」→「カテゴリ共通案内」で「コーヒー豆」を選び、保存します。同じ案内を表示したい商品には、すべて同じエントリーを選択します。

◆ テーマエディタで本文を接続
①と同じ要領でアコーディオンの行を用意し、見出しを「カテゴリ共通のご案内」などにします。その中の「テキスト」を開いて初期文章を消し、「動的ソースを接続」→「商品(Closest)」→「カテゴリ共通案内」→「本文」を選択して保存します。

設定後は、コンテンツ → メタオブジェクト →「カテゴリ共通案内」の本文を編集するだけで、同じエントリーを参照する商品に反映されます。
設定時の注意点
- この設定は商品カテゴリーを選ぶだけで参照先を自動割り当てする仕組みではありません。各商品で共通エントリーを選ぶ初期設定が必要です。
- 専用テンプレートを作った場合は、対象商品の「テーマテンプレート」でも選択して保存します。
- 本文が未入力の商品では、折りたたみ行の見出しが残る場合があります。
- 画面と手順はHorizonで検証しています。テーマによりブロック名や接続できる設定は異なります。
カテゴリ条件付きメタフィールドは、定義を適用する商品カテゴリーを制御する機能です。任意の共通本文を一元管理する今回の用途では、②のメタオブジェクト参照を使います。
Shopify公式:メタオブジェクトのフィールドを動的ソースで参照
Shopify公式:データ型とテーマ設定の互換性
検証日:2026年9月13日/Horizon。本文画像はデモストアの実画面です。
