Shopifyの決済方法一覧:日本で使える支払い方法と設定の流れ (EN)

Shopifyの決済方法一覧:日本で使える支払い方法と設定の流れ

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LESSON 05Shopify基礎講座段階:開設・初期設定読む時間の目安:約12分対象:Shopifyストアの支払い方法を決めようとしている人
ネットショップのアイコンを中心に、カード・スマホ・コンビニ・銀行・現金・カレンダーのアイコンがつながっているイラスト
カード、スマホ決済、コンビニ、後払い、銀行振込。支払い方法は、どこ経由で受け付けるかで3系統に分かれる

この記事で分かること

  • Shopifyの決済方法が「Shopifyペイメント」「外部決済サービス」「手動決済」の3系統に分かれること
  • コンビニ決済・後払い・PayPay・キャリア決済を、どこ経由で導入するのか
  • 管理画面での設定の流れと、客層に合わせた組み合わせ方

Shopifyの支払い方法は、大きく「Shopifyペイメント」「外部決済サービス」「手動決済」の3系統に分かれ、これらを組み合わせて使います。この回では、日本のストアで使える決済方法を系統ごとに一覧にし、コンビニ決済・後払い・キャリア決済などをどこ経由で導入するのか、管理画面での設定の流れとあわせて整理しました。

内容は2026年9月時点で公式ヘルプ・各社の公式情報で確認したものです。STORE DOJOでの実機確認はしていません。

01Shopifyの決済方法は3系統

まず全体像です。どの系統を使うかで、手数料、入金までの流れ、注文が自動で「支払い済み」になるかどうかが変わります。

Shopifyペイメント・外部決済サービス・手動決済の3系統と、それぞれの主な支払い方法・手数料・入金の違いを並べた図
図1:支払い方法は3系統に分かれる。系統によって外部サービス取引手数料の有無や、入金の流れが変わる
系統 主な支払い方法 外部サービス取引手数料
Shopifyペイメント クレジット・デビットカード(Visa、Mastercard、American Express、JCB)、Apple Pay、Google Pay、Shop Pay かからない(カード決済手数料のみ)
外部決済サービス コンビニ決済、後払い、PayPayなどのスマホ決済、キャリア決済、銀行振込(サービス経由)、PayPalなど 原則かかる(プランにより料率が異なる)
手動決済 銀行振込(自社口座)、代金引換など かからない

用語メモ | 外部サービス取引手数料

Shopifyペイメント以外の決済サービスで売上が発生したときに、Shopifyに支払う手数料のことです。決済サービス側の手数料とは別にかかります。料率はこの回の後半に載せています。

02Shopifyペイメントで使える支払い方法と手数料

Shopifyペイメントは、Shopifyが自社で提供する決済サービスです。別の決済代行会社と契約しなくても、管理画面から有効化するだけでカード決済を受け付けられます。

使える支払い方法

日本のShopifyペイメントに関する英語版ヘルプの記載を整理すると、次のとおりです。

  • カード:American Express、JCB、Mastercard、Visa。Shopifyペイメントを有効化すると自動で使えるようになる
  • JCBの条件:日本円(JPY)の取引のみ対応。有効化には手動審査で最大3週間かかる。JCBを受け付けるとDiscoverとDiners Clubも自動で有効になる
  • 高速チェックアウト:Apple Pay、Google Pay、Shop Payは、Shopifyペイメントを有効にすると自動で有効化される
  • 現地決済方法:Bancontact(ベルギー)、iDEAL | Wero(オランダ)、MB WAY(ポルトガル)、Przelewy24(ポーランド)など、海外の購入者向けのもの。日本の購入者向けの現地決済(コンビニ決済など)は含まれていない

用語メモ | 高速チェックアウト

購入者が事前に登録した住所やカード情報を使い、入力を省いて支払いを終えられる決済ボタンのことです。Apple Pay、Google Pay、Shop Payがこれにあたります。

つまり、日本の購入者向けのコンビニ決済・後払い・PayPayなどは、Shopifyペイメントでは扱っておらず、外部決済サービス経由で追加することになります。また、同じヘルプには「日本ではShopifyペイメントはオンライン販売でのみ利用でき、対面(POS)の決済には使えない」とも書かれています。店舗での決済についてはLESSON 10 Shopify POSの基本(近日公開)で整理しています。

カード決済の手数料(オンライン)

プラン 標準カード(JCB含む) American Express・海外発行カード
Basic 3.55% 3.9%
Grow 3.4% 3.85%
Advanced 3.25% 3.8%
Plus 2.9% 3.75%

2026年9月時点、公式料金ページで確認した料率です(いずれも1件あたりの固定額は0円)。料金全体の見方はLESSON 04 Shopifyの手数料もあわせてご覧ください。

利用条件と入金

英語版ヘルプの要件ページによると、個人の場合は日本の居住住所、法人の場合は日本の事業所住所が必要です。入金先は日本の銀行の円建て普通預金口座で、本人確認書類(日本発行のパスポート・運転免許証・在留カード・写真付きマイナンバーカード)の提出や、特定商取引法に基づく表記の公開も求められます。

入金ページでは、入金サイクルは週1回または月1回から選べ、入金日は月〜金曜日から指定できると案内されています。

ここがポイント

  • Shopifyペイメントで扱えるのはカード(Visa・Mastercard・Amex・JCB)とApple Pay・Google Pay・Shop Pay
  • 日本の購入者向けのコンビニ決済・後払い・PayPayは含まれない
  • 日本ではオンライン販売のみで、POS(店舗のレジ)の決済には使えない

03外部決済サービスで追加できる支払い方法

日本の購入者に多い「クレジットカードを使わない支払い方法」は、外部決済サービスを通じて追加します。英語版ヘルプでは、外部決済サービスはShopifyペイメントの代わりに使うことも、Shopifyペイメントと併用することもできると説明されています。

以下は、提供元の公式情報で「Shopifyで導入できる」と確認できた範囲の一覧です。各サービスの手数料・審査・入金サイクルはサービスごとに異なり、変わることもあるため、この回では載せていません。

サービス 主な支払い方法 確認した情報源
KOMOJU コンビニ決済(セブン-イレブン、ファミリーマート、ミニストップ、ローソン、デイリーヤマザキ、セイコーマート)、銀行振込、ペイジー、PayPay・au PAY・楽天ペイ・メルペイなどのスマホ決済、ペイディ、クレジットカード KOMOJU公式ブログ(コンビニ決済、決済手段一覧)
あと払い(ペイディ) 後払い(翌月27日払い、コンビニ・銀行) Paidy公式「Shopify×ペイディ 導入マニュアル」ver4.6
NP後払い/atone 商品受け取り後の後払い(NP後払い)、翌月まとめ払い(atone) ネットプロテクションズ社のプレスリリース(2022年)
PayPal PayPalアカウント、カードなど Shopify英語版ヘルプ

このほか、2026年7月公開のShopify日本公式ブログの決済方法まとめでは、SBペイメントサービス、GMOイプシロン、GMOペイメントゲートウェイ、ペイジェント、後払い.com、NP掛け払い(法人向け請求書払い)なども紹介されています。

キャリア決済(ドコモ・au・ソフトバンク)は、同ブログではSBペイメントサービスやGMOイプシロンなどが扱う支払い方法として挙げられています。導入を検討するときは、各社の公式ページで最新の対応状況を確認するとよいでしょう。

公式情報で確認できた導入条件の例

  • ペイディ:国内向けの決済サービスのため、ストアの住所が「日本」、ストア通貨が「円(JPY)」であることが前提。配送先住所が必須で、店舗受取やデジタル商品を扱う場合はペイディ側で追加設定が必要とされています。申し込みから審査結果の連絡まで約2週間程度(Paidy公式マニュアルより)
  • KOMOJUのコンビニ決済:上限は30万円(一部サービスは299,999円)とされています(KOMOJU公式ブログ、2025年5月9日更新時点)

04外部サービス取引手数料のしくみ

外部決済サービスで売上が立つと、決済サービス側の手数料とは別に、Shopifyへの外部サービス取引手数料がかかります。料率はプランごとに決まっています。

外部決済サービスの売上にかかる2種類の手数料と、プラン別の外部サービス取引手数料の料率を示した図
図2:外部決済サービスの取引では、決済サービスの手数料とは別にShopifyへの手数料がかかる。PayPalと手動決済は、Shopifyペイメントを有効にしていれば対象外
プラン Basic Grow Advanced Plus
外部サービス取引手数料 2% 1% 0.6% 0.2%

2026年9月時点、公式料金ページで確認した値です。英語版ヘルプによると、この手数料はShopifyペイメントを有効にしていても外部決済サービスの取引にはかかります。ただし、Shopifyペイメントを有効にしている場合、PayPalと手動決済はこの手数料の対象外です。

なお、管理画面の決済方法追加画面では、サービスごとに「取引手数料なし」などの表示が出ることがあります(Paidy公式マニュアルの画面例では、ペイディに「取引手数料なし」と表示されています)。実際にかかる手数料は、追加画面の表示と各社の契約条件で確かめるのが確実です。

05手動決済(銀行振込・代金引換)

手動決済は、Shopifyの外でお金を受け取る支払い方法です。公式ヘルプでは、代金引換、郵便為替、銀行振込が代表例として挙げられています。

  • 手動決済で注文が入ると、注文は保留中(英語表記: Pending)になる。入金を確認したら、注文詳細ページで手動で支払い済みにする
  • 設定時に追加の詳細(Additional details)と支払い手順(Payment instructions)を入力でき、振込先口座などの案内に使える
  • 手動決済には外部サービス取引手数料がかからない

用語メモ | 消し込み

届いた入金と、どの注文の代金なのかを突き合わせて「支払い済み」に処理する作業のことです。

補足

個人的には、手数料がかからない反面、入金確認と消し込みが人手になる点が一番の負担だと感じます。注文数が増えてきたら、同じ「銀行振込」でも入金確認を自動化できる外部決済サービスに切り替えるかを検討するとよいでしょう。

06決済方法の設定・追加・変更の流れ

決済方法はすべて、管理画面の「設定」>「決済」で管理します。系統ごとの流れは次のとおりです。

Shopifyペイメント・外部決済サービス・手動決済それぞれの設定手順と、最後にテスト注文で確認する流れを示した図
図3:設定はすべて「設定」>「決済」から。外部決済サービスは、先に提供元との契約(審査)を済ませてから追加する
  • Shopifyペイメントを有効化する:「決済」ページから有効化し、事業情報・本人確認書類・入金口座を登録します。英語版ヘルプでは、事前に利用条件と口座要件を確認し、アカウントの2段階認証を有効にしておくよう案内されています
  • 外部決済サービスを追加する:先にサービス提供元と契約(審査)を済ませたうえで、「設定」>「決済」>「プロバイダーを追加」から追加します。追加画面では「決済方法で検索」と「決済サービスで検索」を切り替えられ、たとえば「ペイディ」で検索すると、その決済方法を提供しているサービスが一覧で表示されます(Paidy公式マニュアルの画面例より)。アプリのインストールを求められたら画面に従い、サービス側で発行されたAPIキーなどを入力して有効化します
  • 手動決済を追加する:同じ「決済」ページの手動決済の項目から、銀行振込や代金引換を選び、案内文を入力して有効化します
  • テストする:公開前にテスト注文で決済の流れを確認します。Shopifyペイメントのテストモードの使い方は、テストモードのTIPSで紹介しています

決済方法の変更(別のサービスへの切り替えや停止)も同じ「決済」ページから行います。切り替えの前後で、処理途中の注文(後払いの未入金分など)の扱いを各サービスに確認しておくと安心です。

商品ごとに決済方法を出し分けたい場合

「予約商品では後払いを出さない」のように、条件で決済方法を隠したい・並べ替えたい場合は「支払いのカスタマイズ」を使います。英語版ヘルプによると、Shopify App Storeで公開されている支払いカスタマイズ用アプリ(Shopify Functionsを使ったもの)はBasicプラン以上で使えます。

一方、Shopify公式の無料アプリ「Checkout Blocks」で支払い方法のカスタマイズを作れるのはShopify Plusのみで、Checkout Blocksのヘルプには、有効にできる支払いカスタマイズは全アプリ合計で25個までと書かれています。

07客層に合わせた決済方法の組み合わせ方

「shopify 決済方法 おすすめ」と調べる方も多いのですが、おすすめはストアの客層で変わります。ここまでの事実から、考え方を整理しておきます。

  • 土台はShopifyペイメント:カードとApple Pay・Google Pay・Shop Payがまとめて使え、外部サービス取引手数料もかからないため、まずここから始めるのが自然です
  • カードを使わない層が多いなら、後払いかコンビニ決済を追加:若年層やカード利用を避けたい購入者が多い商材では、選択肢があるかどうかが購入に影響しやすいと考えられます
  • スマホ決済を求める声が多いなら、PayPayなどに対応したサービスを検討:複数の支払い方法をまとめて扱えるサービスを選ぶと、契約先を増やさずに済みます
  • 法人取引があるなら、銀行振込や請求書払い:手動決済で始め、件数が増えたら請求書払いサービスを検討する流れが現実的です

決済方法を増やしたら、商品ページやフッターに対応している支払い方法を表示しておくと、購入者が迷わずに済みます。テーマでの表示方法は、次のTIPSで紹介しています。

複数の系統を併用すると、注文がどの支払い方法で入ったかを見分けたくなる場面も出てきます。その場合はShopify Payments以外の決済方法を注文タグとして付与するFlowの設定例が参考になります。

08まとめ

ここがポイント

  • Shopifyの決済方法は「Shopifyペイメント」「外部決済サービス」「手動決済」の3系統で、組み合わせて使う
  • Shopifyペイメントで扱えるのはカード(Visa・Mastercard・Amex・JCB)とApple Pay・Google Pay・Shop Pay。日本ではオンライン販売のみ
  • コンビニ決済・後払い・PayPay・キャリア決済は外部決済サービス経由。外部サービス取引手数料はBasic 2%〜Plus 0.2%(2026年9月時点、公式料金ページで確認)
  • 銀行振込・代金引換は手動決済。手数料はかからないが、入金確認は手作業
  • 設定はすべて「設定」>「決済」から。外部サービスは先に提供元と契約してから追加する

まずはShopifyペイメントを有効にし、客層を見ながら後払いやコンビニ決済などを1つずつ足していく進め方が、手数料と運用の手間のバランスを取りやすいと感じます。

理解度チェック

質問をクリックすると答えが開きます

Q1. コンビニ決済やPayPayを使えるようにしたいとき、Shopifyペイメントを有効にするだけで足りますか?

足りません。日本の購入者向けのコンビニ決済・後払い・PayPayなどはShopifyペイメントに含まれておらず、外部決済サービスを通じて追加します。

Q2. Basicプランで外部決済サービスを使って売上が立ったとき、Shopifyにかかる外部サービス取引手数料は何%ですか?

2%です(2026年9月時点、公式料金ページで確認)。決済サービス側の手数料とは別にかかります。

Q3. 銀行振込(手動決済)で注文が入ったあと、注文を「支払い済み」にするにはどうしますか?

注文は保留中(Pending)になるので、入金を確認してから注文詳細ページで手動で支払い済みにします。