{% LIQUID REFERENCE %}
Shopify Liquid チートシート / 文字列フィルター
収録 40 項目 | 仕様確認 2026年10月(shopify.dev)
文字列を分ける・置き換える・切り詰める・エスケープするなど、文字列フィルター40件をまとめました。URL エンコードや Base64、ハッシュ(md5・sha256)もこの記事にあります。
文字列フィルター
append
フィルター文字列の末尾に別の文字列をつなげます。
書き方
{{ 文字列 | append: '追加' }}
URLやクラス名の組み立てによく使います。
例
{{ product.handle | append: '-detail' }}
出力
organic-tee-detail
prepend
フィルター文字列の先頭に別の文字列をつなげます。
書き方
{{ 文字列 | prepend: '先頭' }}
相対パスにドメインを付けるときなどに使います。
例
{{ product.url | prepend: request.origin }}
出力
https://store-dojo.com/products/organic-tee
capitalize
フィルター先頭の1文字を大文字にし、残りを小文字にします。
書き方
{{ 文字列 | capitalize }}
英字にだけ効果があります。日本語には影響しません。
例
{{ 'summer SALE' | capitalize }}
出力
Summer sale
upcase
フィルター英字をすべて大文字にします。
書き方
{{ 文字列 | upcase }}
ラベルやボタンの英字表記をそろえるときに使います。
例
{{ 'new' | upcase }}
出力
NEW
downcase
フィルター英字をすべて小文字にします。
書き方
{{ 文字列 | downcase }}
大文字小文字の違いを無視して比べたいとき、比べる前にそろえます。
例
{% assign t = product.type | downcase %}{% if t == 'tee' %}Tシャツ{% endif %}
出力
Tシャツ
camelize
フィルターハイフンや空白区切りの英字を、単語の先頭を大文字にしてつなげた形(キャメルケース)に変えます。
書き方
{{ 文字列 | camelize }}
チートシートでは camelcase と表記されていますが、公式ドキュメント上の名前は camelize です。
例
{{ 'free-shipping-banner' | camelize }}
出力
FreeShippingBanner
handleize
フィルター文字列をハンドル形式(小文字・ハイフン区切り)に変換します。
書き方
{{ 文字列 | handleize }}
別名 handle。日本語はそのまま残るため、英数字のハンドルを作る用途には向きません。
例
{{ 'Spring Sale 2026' | handleize }}
出力
spring-sale-2026
escape
フィルターHTMLで特別な意味を持つ記号(< > & " など)を安全な表記に置き換えます。
書き方
{{ 文字列 | escape }}
利用者の入力やメタフィールドの値を HTML 属性に入れるときに付けると、表示崩れや不正なスクリプトの混入を防げます。
例
<input value="{{ search.terms | escape }}">
出力
<input value="<b>">
escape_once
フィルターすでに置き換え済みの記号は二重に置き換えずにエスケープします。
書き方
{{ 文字列 | escape_once }}
& が &amp; になってしまう問題を避けたいときに使います。
例
{{ '<p> & <p>' | escape_once }}
出力
<p> & <p>
newline_to_br
フィルター改行を <br> タグに置き換えます。
書き方
{{ 文字列 | newline_to_br }}
メタフィールドの「複数行テキスト」を、入力どおり改行して表示したいときの定番です。
例
{{ product.metafields.custom.notes | newline_to_br }}
出力
1行目<br>
2行目
公式ドキュメント | 関連TIPS:Shopifyのメタフィールドの複数行テキストを表示側で改行するには「newline_to_br」フィルタをつける必要あり | 目次へ戻る ↑
strip_newlines
フィルター文字列からすべての改行を取り除きます。
書き方
{{ 文字列 | strip_newlines }}
meta タグや JSON の値に改行が入らないようにするときに使います。
例
<meta name="description" content="{{ page_description | strip_newlines | escape }}">
strip_html
フィルターHTML タグを取り除いて文字だけにします。
書き方
{{ 文字列 | strip_html }}
商品説明から抜粋を作るときに truncate と組み合わせて使います。
例
{{ product.description | strip_html | truncate: 60 }}
出力
肌ざわりの良いオーガニックコットンを使用した...
strip
フィルター前後の空白・タブ・改行を取り除きます。
書き方
{{ 文字列 | strip }}
入力値の前後に入った余計なスペースを消すときに使います。
例
[{{ ' 送料無料 ' | strip }}]
出力
[送料無料]
lstrip
フィルター先頭(左側)の空白だけを取り除きます。
書き方
{{ 文字列 | lstrip }}
末尾の空白は残ります。
例
[{{ ' NEW ' | lstrip }}]
出力
[NEW ]
rstrip
フィルター末尾(右側)の空白だけを取り除きます。
書き方
{{ 文字列 | rstrip }}
先頭の空白は残ります。
例
[{{ ' NEW ' | rstrip }}]
出力
[ NEW]
remove
フィルター指定した文字列をすべて取り除きます。
書き方
{{ 文字列 | remove: '語' }}
商品タイトルに付けた【予約】などの目印を表示から消すときに使えます。
例
{{ '【予約】春のワンピース' | remove: '【予約】' }}
出力
春のワンピース
remove_first
フィルター最初に見つかった1か所だけ取り除きます。
書き方
{{ 文字列 | remove_first: '語' }}
2回目以降はそのまま残ります。
例
{{ 'A-B-C' | remove_first: '-' }}
出力
AB-C
remove_last
フィルター最後に見つかった1か所だけ取り除きます。
書き方
{{ 文字列 | remove_last: '語' }}
ループで付けた末尾の区切り記号を消すときに便利です。
例
{{ 'S/M/L/' | remove_last: '/' }}
出力
S/M/L
replace
フィルター指定した文字列をすべて別の文字列に置き換えます。
書き方
{{ 文字列 | replace: '前', '後' }}
第2引数を空文字にすると削除と同じ動きになります。
例
{{ product.title | replace: '-', '・' }}
replace_first
フィルター最初に見つかった1か所だけ置き換えます。
書き方
{{ 文字列 | replace_first: '前', '後' }}
例
{{ '1-2-3' | replace_first: '-', '〜' }}
出力
1〜2-3
replace_last
フィルター最後に見つかった1か所だけ置き換えます。
書き方
{{ 文字列 | replace_last: '前', '後' }}
例
{{ '赤、青、黄' | replace_last: '、', 'と' }}
出力
赤、青と黄
slice
フィルター文字列(または配列)の一部を、位置と長さを指定して取り出します。
書き方
{{ 文字列 | slice: 開始, 文字数 }}
位置は0から数えます。負の数を指定すると末尾から数えます。
例
{{ 'STOREDOJO' | slice: 0, 5 }}
出力
STORE
split
フィルター文字列を区切り文字で分けて配列にします。
書き方
{{ 文字列 | split: '区切り' }}
Liquid で配列を作る定番の方法です。特定の文字の前後を取り出すときにも使えます。
例
{% assign parts = 'color:ネイビー' | split: ':' %}
{{ parts.last }}
出力
ネイビー
公式ドキュメント | 関連TIPS:ShopifyのLiquidで特定の文字列前後の文字を抜き出す方法 | 目次へ戻る ↑
truncate
フィルター指定した文字数で切り詰め、末尾に ... を付けます。
書き方
{{ 文字列 | truncate: 文字数 }}
... も文字数に含まれます。2つ目の引数で末尾の記号を変えられます(空文字なら記号なし)。
例
{{ article.title | truncate: 15, '…' }}
truncatewords
フィルター指定した単語数で切り詰めます。
書き方
{{ 文字列 | truncatewords: 単語数 }}
空白で単語を区切るため、空白の無い日本語の文章には向きません。日本語は truncate を使います。
例
{{ 'Organic cotton t-shirt for summer' | truncatewords: 3 }}
出力
Organic cotton t-shirt...
pluralize
フィルター数に応じて英語の単数形・複数形を出し分けます。
書き方
{{ 数 | pluralize: '単数形', '複数形' }}
英語の規則専用です。日本語のストアでは使う場面がほとんどありません。
例
{{ cart.item_count }} {{ cart.item_count | pluralize: 'item', 'items' }}
出力
3 items
url_encode
フィルターURL に入れられない文字を % 形式に変換します(空白は + になります)。
書き方
{{ 文字列 | url_encode }}
SNS シェア用URLのパラメーターに日本語を入れるときに使います。
例
https://x.com/intent/post?text={{ product.title | url_encode }}
url_decode
フィルター% 形式に変換された文字列を元に戻します。
書き方
{{ 文字列 | url_decode }}
URL から取り出した値を表示するときに使います。
例
{{ '%E9%80%81%E6%96%99' | url_decode }}
出力
送料
url_escape
フィルターURL で安全でない文字をエスケープします。
書き方
{{ 文字列 | url_escape }}
url_encode と違い、/ や ? などURLの区切り記号は残します。
例
{{ '/search?q=夏 服' | url_escape }}
url_param_escape
フィルターurl_escape に加えて & もエスケープします。
書き方
{{ 文字列 | url_param_escape }}
URL パラメーターの値として埋め込むときに使います。
例
?ref={{ 'a&b' | url_param_escape }}
出力
?ref=a%26b
base64_encode
フィルター文字列を Base64 形式(英数字だけで表す変換方式)に変換します。
書き方
{{ 文字列 | base64_encode }}
例
{{ 'dojo' | base64_encode }}
出力
ZG9qbw==
base64_decode
フィルターBase64 形式の文字列を元に戻します。
書き方
{{ 文字列 | base64_decode }}
例
{{ 'ZG9qbw==' | base64_decode }}
出力
dojo
base64_url_safe_encode
フィルターURL に入れても安全な Base64 形式に変換します。
書き方
{{ 文字列 | base64_url_safe_encode }}
+ と / の代わりに - と _ を使います。
例
{{ 'dojo?' | base64_url_safe_encode }}
base64_url_safe_decode
フィルターURL セーフな Base64 形式を元に戻します。
書き方
{{ 文字列 | base64_url_safe_decode }}
例
{{ 'ZG9qbz8=' | base64_url_safe_decode }}
出力
dojo?
md5
フィルター文字列から MD5 ハッシュ(元に戻せない固定長の文字列)を作ります。
書き方
{{ 文字列 | md5 }}
メールアドレスから画像サービス用の識別子を作る、といった用途で使われます。安全性が必要な用途には使いません。
例
{{ 'hello' | md5 }}
出力
5d41402abc4b2a76b9719d911017c592
sha1
フィルターSHA-1 ハッシュを作ります。
書き方
{{ 文字列 | sha1 }}
公式ドキュメントでは SHA-1 は安全ではないとして blake3 を勧めています。
例
{{ 'hello' | sha1 }}
sha256
フィルターSHA-256 ハッシュを作ります。
書き方
{{ 文字列 | sha256 }}
例
{{ customer.email | sha256 }}
hmac_sha1
フィルター秘密鍵を使った HMAC-SHA1 ハッシュを作ります。
書き方
{{ 文字列 | hmac_sha1: '秘密鍵' }}
外部サービスとの連携で改ざんチェック用の値を作るときに使います。秘密鍵はページのソースに出る点に注意します。
例
{{ 'id=1' | hmac_sha1: 'key' }}
hmac_sha256
フィルター秘密鍵を使った HMAC-SHA256 ハッシュを作ります。
書き方
{{ 文字列 | hmac_sha256: '秘密鍵' }}
hmac_sha1 より強い方式です。秘密鍵がページのソースに出る点は同じです。
例
{{ 'id=1' | hmac_sha256: 'key' }}
blake3
フィルターBlake3 ハッシュを作ります。
書き方
{{ 文字列 | blake3 }}
SHA-1 の代わりとして公式が勧める新しい方式です。
例
{{ 'hello' | blake3 }}
Shopify Liquid チートシートの記事
仕様の参照先:Shopify Liquid リファレンス(shopify.dev)。説明文とコード例は STORE DOJO の独自執筆です。出力例はストアのデータや設定によって変わります。仕様確認:2026年10月。