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Horizonがv4.2.0に到達したので確認してみました。
今回の目玉はRTL(アラビア語・ヘブライ語など右から左に書く言語)への対応です。言語設定に合わせて書字方向が切り替わるようになっていて、日本語のストアでは見た目の変化はありません。
日本のストアにも関係するのは、ブラウザの「戻る」でページを戻ったときに、カートに削除したはずの商品が表示されたままになる不具合の修正です。Chromeでは、商品ページに入っているShopifyアカウントのログイン用の部品が原因でページの復元のされ方が変わるらしく、それも踏まえた対策がコード内のコメントに書かれていました。
ほかにも、価格フィルターで入力途中の値が消える不具合が修正されていて、こちらはv4.1.5のカート数量入力の修正と同じ仕組みが横展開されています。設定項目が増える回ではありませんが、買い物中の細かなつまずきが着実に減っている印象です。
Shopify Horizon v4.2.0 アップデート解説 ― RTL対応とカート「戻る」ボタン不具合の修正
https://store-dojo.com/blogs/tips/horizon-v420-update -
【Shopify TIPS】
新しい顧客アカウントへの移行案件で、@bonjour_ken さんの「メタシンク」アプリを使って、会員登録フォームを作り直すことが増えています。従来の登録ページで利用規約を枠内に表示していたストアでは、新しいフォームでも同じ見せ方を続けたいというご要望をいただくことがあります。
新しい顧客アカウントでも、ログイン画面には「続行すると、利用規約に同意したことになります」とリンク付きで表示されます。ただ、この形では、リンクを開かないかぎり本文を読まずに同意したことになります。会員規約やポイントの条件など、登録時にきちんと読んでもらいたい内容がある場合は、フォーム内で確認してからチェックを入れてもらう形のほうが安心です。
そこで、登録フォームに独自のJS・CSSを設定できる機能を使い、「利用規約に同意する」のチェックボックスのすぐ下に、規約の全文をスクロールして読めるボックスを追加する方法をまとめてみました。規約内の長いURLがスマートフォンで横にはみ出さないようにするなど、実際の案件で気になった点も反映しています。
※詳細はスレッドに掲載
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【Shopify TIPS:ストア分析】
先日のカテゴリーメタフィールドに続いて、Shopifyのストア分析で、メタオブジェクトのフィールドも集計の切り口(ディメンション)に使えるようになりました。https://changelog.shopify.com/posts/use-metaobject-fields-in-analytics-reports
商品・バリエーション・顧客・注文にメタフィールドで紐づけたメタオブジェクトが対象です。検証ストアで、商品に「デザイナー」(名前・国)のメタオブジェクトを紐づけてみたところ、ディメンションに「メタオブジェクト」という分類が加わり、「商品 → デザイナー → 国」の順に選んで、デザイナーの国別・名前別に売上を集計できました。メタフィールドを設定する前の注文も、さかのぼって集計されています。
商品ページの表示用に整えたメタオブジェクトが、そのまま売上分析の軸にもなるので、データを構造化しておく意味がまたひとつ増えたと感じています。


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【Shopify TIPS:WebMCP】
Shopifyのチェックアウトが、ブラウザで動くAIエージェントから操作できるようになった(WebMCP対応)とのことで、日本の検証用ストアで、Claude in Chromeを使って注文確定まで試してみました。ゲストで購入する場合、連絡先や住所の入力、送料の確認、注文確定まではエージェントが操作でき、人が操作したのはカード番号の入力だけでした。カード欄は決済専用の枠の中にあり、エージェントからは入力も閲覧もできない作りです。
さらに、Shop Payにログインした状態では、保存済みのカードと住所がそのまま使われ、画面を操作することなく、承認するだけで注文が確定しました。
面白かったのは、チェックアウトの状態を読むツールの返り値が、UCPのチェックアウトそのものだったことです。WebMCPはUCPと別の仕組みではなく、UCPをブラウザの中から使うための経路という位置づけでした。
ただ、普段使いのChromeではチェックアウトのツールはまだ現れず、試験機能を有効にする必要がありました。また、日本語のストアではWebMCPの商品検索が0件になる状態が続いています。
※詳細はスレッドに掲載



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【Shopify TIPS:Sidekick × ステップメール】
新規購読者に数日おきにメールを届けるステップメールを、Sidekickに作ってもらいました。Flowの[ワークフローを作成]をクリックし、「3通のウェルカムシリーズを作りたい。2通目以降は送る直前に、未購入・購読中かを確認して」と依頼。トリガー、待ち時間、送信前の条件まで入ったワークフローが、ほぼ手直し不要でできました。
ポイントは、メール本文を頼む場所です。Flowの「メールを編集」から開くメール編集画面にはSidekickが表示されません。そこでFlowの画面から頼むと、SidekickがMessagingの編集画面を開き、件名・本文・写真まで入れてくれます。ただ、一度にすべてが進むわけではなく、何度かやり取りをしながら進めています。
人が行うのは、送信ステップへのテンプレート設定と、最後の確認・有効化だけ。使ったプロンプトと、つまずいた点もまとめています。



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【Shopify TIPS:ロールアウト】
9月にリニューアルされたShopifyのロールアウトで、変更対象に「カタログ」と「ディスカウント」が加わりました。ロールアウト内で中身を編集するのではなく、作成済みのカタログや割引を「アクティブ」にするか、「下書き」(ディスカウントの場合は「期限切れ」)にするかを指定できます。これにより、価格や割引を適用する期間やA/Bテストの設定を、カタログや割引自体の設定とは別に管理できました。
できること
・新しい割引を一部の訪問者にだけ有効にし、様子を見ながら対象を広げる
・自動割引あり・なし、または割引A・Bを、同じ期間に訪問者を分けて比較する
・テーマやチェックアウトの変更と、同じタイミングで、同じ訪問者に適用する
・割引ごとの顧客の対象条件は、そのまま適用される検証ストアで試したところ、期限切れや開始前の割引も、ロールアウトで「アクティブ」にすると対象の訪問者には適用されました。「実験(ABテスト)」では、訪問者ごとに割引あり・なしが振り分けられていました。ロールアウトが終わると、割引は元のスケジュールに戻ります。
注意点として、割引自体の開始日・終了日はロールアウトとは別に有効です。期間内の割引は、ロールアウトの対象外の訪問者にもそのまま適用されます。また、一部の訪問者だけ価格が変わる設定にすると、Googleなどの販売チャネルに掲載される価格とずれる可能性がある、という警告が表示されるので、運用時は注意が必要そうです。


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Shopifyのストア分析レポートに、自分でメモ(注釈)を追加できるようになりました。
キャンペーンの開始、インフルエンサーによる紹介、仕入れ先の変更、セールなど、売上に影響しそうな出来事を、日付や期間とともにグラフ上に記録できます。タイトル・期間・カテゴリー・説明を入力でき、あとから編集・削除したり、誰が書いたかを確認したりすることも可能です。カテゴリーには「マーケティング」「ディスカウントと価格設定」「在庫とフルフィルメント」などがあります。
注釈を追加できるのは、「純売上高の推移」「セッション数の推移」など、時系列のレポートです。商品別の集計のようなレポートには追加できません。
7月からアプリが追加した注釈はグラフに表示されていましたが、今回、マーチャントも自分で書き込めるようになりました。Shopifyやアプリによる注釈と同じグラフ上で見られるので、「この日、なぜ売上が伸びたのか」を振り返るときに、スプレッドシートやチャットの履歴を探し直さずに済みそうです。
なお、レポート右上の「注釈」を押すだけでは、グラフには表示されません。開いたパネルで目のアイコンを押し、表示をオンにする必要があります。最初は少し迷いそうなので、使うときは覚えておくとよさそうです。
メモはレポートを見る権限があるスタッフにも共有されるので、チームで数字を振り返る際にも役立ちますね。
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【Shopify TIPS】
Horizonなど新しい顧客アカウントに対応済みのテーマでは、ヘッダーのアカウントアイコンを押すとログイン用のポップアップが表示されます。このポップアップで、他の文言は日本語なのに「Orders」「Profile」のボタンだけ英語のまま、ということがあります。「デフォルトのテーマコンテンツを編集」を探すと account_orders / account_profile というキーが日本語入りで見つかりますが、ここを変えても表示は変わりません。このポップアップは、Shopifyが提供する <shopify-account> というコンポーネントが描画していて、テーマは使うメニューを渡しているだけです。ボタンの文言は、そのメニュー(初期値は「Customer account main menu」)の項目名がそのまま表示されています。
メニューの項目名を「注文履歴」「プロフィール」に変えるだけで切り替わり、テーマのコードを触る必要はありません。手順は画像にまとめています(Horizonの例)。


